新・古事記
♯14
「ねえ波留ネクタイの縛り方教えて欲しい。。。」
「いいよ。シングルノック教えたる」
「まずは俺の縛り方見てて」
園はネクタイを締めた。
「今度は後ろから縛ってあげるから」
鏡越しに後ろから園が命にネクタイをした。
「じゃあ、自分でやってみようか。。。」
命が鏡を見ながらネクタイを締める。
「うまくいかないな。。。どうしよう」
「俺が毎朝縛ってあげる。自分でできるようもしといて」
「ねぇ波留。。。。。。。。。。。。。。。私を。。。。。。。。。。。。。。。縛ってほしい。。。。。。。。。。。。。。。」
「だから毎朝やってあげるよ」
「。。。。。。。。。。。。。。。いや。。。。。。。。。。。。。。。だから。。。。。。。。。。。。。。。後ろから。。。。。。。。。。。。。。。手首を。。。。。。。。。。。。。。。」
「えっ手首。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
どゆことーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「そのあと、、、、、、、、、、、、、、、首を絞めて欲しいです」
「え、あ、まぁ、命のためなら。。。やるよ」
「でも俺、力強いから。。。けがするかも。。。」
「波留にならころされてもいい。。。」
「え、あ、まあ、そういうプレイね、首は形だけにするよ」
「縛り方はシングルノックだよ引っ張れば取れる」
「そゆんじゃなく外れないように。。。」
「だめ、ケガするよ」
「分かった。ネクタイ締めて」
園が後ろ手の彼女の手首を縛った。
「首に行くよ。形だけだから」
。。。
こうして夜は更けていくのであった。